« 誕生日 | メイン | ベタな出来事 »

月末

10月最後の土日は,3枚のDVDを観るのに費やした.
 ・「man-hole
 ・「ドラバラ鈴井の巣/雅楽戦隊ホワイトストーンズ
 ・「ドラバラ鈴井の巣/マッスルボディは傷つかない

「man-hole」と「マッスルボディ~」は副音声が入っており,これも全編通して視聴したので,相当な時間がかかった.
「ドラバラ」シリーズは,ドラマ部分とドラマ作成部分を同時に放送していくという,特異な番組である.実際,ドラマ作成部分の方が長い.ドラマ作成部分というと,いわゆるNG集とかになりそうだがそうではない.楽屋裏の映像かと言えば,ドラマ本編部分ではないからそうかもしれないが,一番近いのは,よくDVDの特典映像についてくる「メイキング」だろう.大作映画では「メイキング」だけで番組が成り立ったりしているが,それを本編であるドラマとほぼ平行する形で放送していくという形態なのだ.「ドラマを作ること自体がバラエティ.だからドラバラ」とDVDの小冊子のどこかに書いてあったような気がしたが,よく考えたらバラエティは視聴者に見せることを前提に撮っているが,ドラバラのバラエティ部はそうではない.確かにカメラが回っているか回っていないかで実際には差があるのだろうが,それほど視聴者を意識して作った映像ではなく,編集でかろうじて視聴者向けに仕立てているという感じである.まぁ,楽屋オチが許せない人には受け付けられない作品だと思うが,とりあえず,今の時点では面白い.
「ドラバラ」シリーズは,どちらも狂った作品だが,「マッスルボディ~」の方は,本当に狂っていて,「そんなシュールな展開になっても,誰もツッコまない」というコンセプトのため,全編を通じて異常なテンションで展開される.特に副音声を聞いていると,あまりにあっという間に終わるのに驚かされる.
「ホワイトストーンズ」は,ベタな戦隊モノのパロディ.それに非常に濃いローカルネタをからめせており,ハッキリ言って,札幌市民以外はつき放した作りになっている.ローカル番組ならでは作品である.また,監督である鈴井氏の誰も止めることのできない演技の暴走っぷりは目を見張る.
「man-hole」は鈴井氏のだ第1回監督作品の映画である.次作である「river」は劇場で観た.内容が全然違うので単純に比較はできないが,純粋に映画として楽しめたのはどっちかと言えば処女作である「man-hole」の方であった.
実は「man-hole」の方は,東京の役者やカメラスタッフなどの協力を得ている.そのノウハウでもって,今度は北海道のスタッフのみで「river」を作成している.だからかどうか分からないが「river」の方が,少し消化不良な部分が残っているように思える.わしの「river」を観た時の感想は「テーマは北海道ということで納得した」だ.
「man-hole」はわしが苦手なヒューマン・ドラマであるが実に普通でいい.すごく,好きな作品になった.まったく「お涙頂戴」の演出がないというのに,これだけ心が動かされる映画はなかなか無いと思う.
鈴井監督の3作目の「銀のエンゼル」も,観てみようと思う.

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.87noki.com/bin/mt-tb.cgi/12

コメントを投稿

About

2004年11月01日 15:27に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「誕生日」です。

次の投稿は「ベタな出来事」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35